2021年2月2日火曜日

医学書院,南江堂,南山堂3社による「著作物利用許諾契約」終了のお知らせ

令和2年5月,新型コロナウイルス感染症の影響により集合形式で行えなくなった大学授業を支援する目的で,医学書院,南江堂,南山堂の3社から公衆送信に関する「著作物利用許諾契約」の提案がJCOPY(出版社著作権管理機構)を介してありました。
東邦大学では,補償金を支払うことで授業目的公衆送信を可能とする「授業目的公衆送信補償金制度」について,SARTRAS(公衆送信補償金等管理協会)へすでに届け出を行っていましたが,3社の提案は「3社の出版物について著作物の量に制限なく公衆送信を可能とする」,「対象は医学部および周辺領域学部とする」点で,SARTRASと差がありました(契約料金についてはSARTRASと同様令和2年度に限り無償)。
今年度は突然のオンライン授業実施となったこともあり,万が一に備えて,医学部,薬学部はJCOPYとの間で「著作物利用許諾契約」を締結しました。
この度JCOPYから,令和2年度の契約が終了する,ついては利用報告の提出を求めるとの通知がありました。詳細につきましては
医学部医学科向け「著作物利用許諾契約」期間終了のお知らせ
をご覧ください。

みなさまにおかれましては,以下3点についてご承知おきください。

  • 医学書院,南江堂,南山堂の3社との公衆送信に関する「著作物利用許諾契約」は3月31日をもって終了いたします。
  • JCOPYへ利用報告を提出するため,後日,利用実態調査を含めたアンケートを実施する予定ですので,ご協力ください。
  • 令和3年度の契約については,未定です。有償となるため,アンケート結果を参考に,要否を慎重に判断する予定です。


本件に関する問い合わせ先:
・医学メディアセンター 著作権ヘルプデスク担当:黛,大谷 内線2449
・習志野メディアセンター 江幡,堤 内線5210